年間約50種類を数えるコラボ
グラフィックを売る――。「graniph(グラニフ)」を全国で展開する当社は創業20周年を迎えました。これを機にリブランディングを進めて5年後の売上高は現在の3倍に当たる300億円を目指していきます。
当社はオリジナルに加え、有名キャラクターを冠する漫画やアニメ、ゲーム、音楽など幅広い領域でコラボレーションアイテムを手頃な価格で提供しています。年間約50種類(2021年実績)という数のコラボが実現できるのは、元の作品のクオリティを再現できているという評価とデザイン力に対する信頼の表れだと思います。
何よりも当社はクリエイターや作品をリスペクトしています。プリントする作品の選定だけでなく、新たなデザイン要素を加え、そのレイアウトやポケットの中にも刺繍を縫い付けるなど、細部に渡るこだわりで作品の魅力を高めることを大事にしているのです。そして、コラボ先のファンなら思わず共感するような世界観を表現しています。
その意味では、当社はクリエイターと顧客を結ぶグラフィックに特化したSPA(製造小売り)ブランドと言えます。実は消費者へのNPS調査では「グラニフ」のポイントは、当社が出店するショッピングセンター(SC)で、一、二を争う人気ブランドよりも高いのです。