我々が事業を行う上で最も大切なことは、自らの事業を通じて社会を良くしていくということです。大事なことは使命感と志。自分は何のために仕事をするのか。この仕事は誰の役に立つのか。常にそのことを自らに問いかけ、社会のため、世の中のために働くべきだと思います。
二つ目は、相手を尊重して、個性を大切にし、協力し合って共に豊かになるということ。重要なのは、日常的な事業から環境への負荷を減らし、社会の持続的な成長を実現していくことであり、経営者にはそうした発想と具体的な行動が必要です。
三つ目は、我々のステートメントである『服を変え、常識を変え、世界を変えていく』。誰かが状況を変えてくれることを待っていても何も変わりません。一人ひとりが自ら変わり、今すぐ行動し、世界を変えていく。これが究極の問いかけだと考えています。
贈呈式で受賞のコメントをする柳井正氏
「財界賞経営者賞」贈呈式全編(柳井正氏は34:00~)