2023-05-17

『かっこ社長』岩井裕之 「不正検知の需要は確実に増加、今まで以上に高精度の不正検知を実現していく!」

岩井裕之・かっこ社長

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不正検知サービスの国内導入数はNo.1



 コロナ禍でEC(電子商取引)の需要が今まで以上にふくらみ、クレジットカードなどの不正利用被害が拡大しています。昨年、上場企業が漏洩してしまった個人情報は前年比1.2倍の592万人分。2年連続で過去最多を更新しており、中でもクレジットカード情報の流出も過去5年で最多の84万件に上ります。

 不正はインターネットバンキングやオンラインショッピングが狙われることが多い。EC市場が拡大すれば、取引件数も増え、そこに紛れようとどうしても犯罪被害が増えるし 、不正手口の多様化、巧妙化により、決済システムの脆弱性をつかれるケースなどもあります。

 もちろん、EC事業者側もすでに対策を講じている場合もありますが、不正利用者の技術の進歩に追いついていなかったり、対策が十分ではないところを狙われたりする。このため、企業には多面的・重層的な対策が求められているのです。

 当社は、ECサイト向け不正注文検知サービス『O-PLUX』を、クラウドサービスとして提供しています。ECにおけるクレジットカードの不正利用や代金未払いなど、不正な購入を注文時にリアルタイムで検知し、発送前に商品提供をストップします。

 2012年に国内初となるECサイトでの不正注文検知サービスを開始して以来、2019年4月には国内導入No.1を獲得することができました(東京商工リサーチ「日本国内のECサイトにおける有償の不正検知サービス導入サイト件数調査」22年5月末時点)。

 今後は不正検知の需要は確実に増えることが予想されており、今まで以上に高精度の不正検知を実現していきたいと考えています。

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