2021-07-07

なぜ【三菱電機】はこんなに品質不正が相次ぐのか?

デスク「三菱電機(杉山武史社長)が製造する鉄道車両用空調装置の一部で、不適切な検査を行っていたことがわかったね」

記者「はい。空調機の安全性や性能に関して、実際に検査していないにも関わらず、架空のデータを記入していたそうです。安全性に問題はないとのことですが、業界内からは『安全に問題がなくても、法令違反でなくても、重大なコンプライアンス違反。深刻さをどこまで認識しているのか』と憤る声も出ています」

デスク「なぜ三菱電機はデータの改ざんが続いているのか」

記者「同社ではこうした問題が起こる度に再発防止策を公表し、対応に当たってきましたが、ここまでの状況を見ていると、残念ながら再発防止策が機能したとは言えません。また、近年は新入社員の自殺や長時間労働による過労自殺が相次いでおり、一連の品質不正問題とも無関係ではないでしょう。同社にはこうした問題をズルズル引きずる企業体質の払しょくが何よりも不可欠です」

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