2021-07-20

障がい者を戦力にするミンナのシゴト代表取締役・兼子 文晴の「私の健康法」

当社は全国にある障がい者就労支援事業を行う施設に代わって営業を行い、仕事を提供するマッチングサービス「ミンナのシゴト」を運
営しています。ですから、当社の経営資源は障がい者ということになります。

 そして私自身、元々うつ病を抱えており、時折、パニック障がいが出る障がい者社長でもあります。そんな私が経営者として歩めているのは、常に“笑っている”からだと思います。別に意図的に笑うことを心掛けていたわけではありません。気が付くと笑っているのです。

 障がい者の中には健常者以上の力を発揮する人がいます。例えば、名刺管理会社から名刺の入力作業を受注しているのですが、私が挑戦したところ、4時間で500枚の入力がやっと。ところが重度の自閉症を抱えた障がい者が入力したのは何と4000枚!  さらにはその上をいく9000枚という人もいる。

 まさに神業としか思えませんが、そんな光景を目にしたら笑ってしまいます。お陰で笑っていると、体調を崩したり、パニック障がいが出ることも少なくなりました。「障がいと言う言葉と概念」という言葉をなくすためにも、笑顔の経営で今後も頑張ります。

Box Japan 社長・古市 克典の「人生の転機」

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