日本上陸から 40 年弱

「ピザの常識を変える」─。当社はこの理念をモットーに1985年の東京・恵比寿の1号店から宅配ピザ市場を日本で開拓してきました。

【写真で見る】マーティン・スティーンクス氏の経営に密着！

　コロナ禍3年で宅配やピザに関する価値観は変わりました。例えば、お客様も受取りに非接触を望むケースもありました。そこで当社は対面せずに玄関先に置くドロップアンドゴーを導入するなど、変化するお客様のニーズをいち早く捉え、適切な施策を展開してきました。

　一方で既存のサービスにも磨きをかけてきました。店内調理のスピードを速める一方、宅配では安全を徹底していく。当社はお店の中では時間と戦いますが、お店の外では時間とは戦わず、安全第一を優先しています。ピザに対する美味しさを求めるお客様にもっとピザの魅力を伝えていきたいと思っています。

　今日、お客様の食に対するニーズはバラエティを求めています。中でも食べるシーンの多様化が進んでいます。大人数でのシェアが当たり前だったピザですが、コロナ禍を経て自ら自由に楽しむものに変わったのです。そこで当社はお一人様用の商品「ピザライスボウル」や「マイドミノ」を始めました。

　他にも宅配の最低注文金額の撤廃をはじめ、「BIG BOX」や「デリバリーLを買うと選べる1品無料」「1枚買うと2枚無料」といったご家族やご友人、職場などでピザを囲むときに適した商品・サービスも始めるなど、ピザを普段から気軽に召し上がっていただけるための様々な取り組みを行っています。


24 都道府県でナンバーワン

　足元では原材料価格や電力費などの上昇といったタフな状況が続いていますが、当社はいかなる状況でもチャレンジしていく「ハイボリューム・メンタリティ」をフィロソフィーに掲げていますのでお手頃な価格を維持していきたいと考えています。

　当社のミッションは日本全国津々浦々の皆様の日常生活にピザを受け入れられていくようにすることです。そのためには全ての地域でナンバーワンのピザチェーンにならなければなりません。お陰様で当社は47都道府県中、24都道府県で店舗数ナンバーワンを達成することができ、2023年3月末時点での店舗数は970店となりました。

　1000店舗の実現を視野に入れながら、さらに次のステージへ上がるためにも、ドミノ・ピザがより多くのお客様の近くにあるように、店舗をオープンし続けていきます。