会社概要

雑誌「財界」とは

企業経営は“人”なり
“人”に焦点を当てて経営を分析する総合ビジネス誌

『財界』は、1953年に故・三鬼陽之助が創刊し、「企業経営は人なり」という視点で、それまでにない新たな形の経営分析・評論を確立しました。以来、トップクラスのビジネス誌として社会的に高い評価を受け、今日に至っております。AIやIoTの時代を迎え、「イノベーション」や「デジタル社会」といったことが世間で大いに喧伝されていますが、しかし「デジタル社会の主役は人」ということに変わりはありません。たとえば、IR(投資家向け情報開示)の重要性が叫ばれるなかでも、「トップの発言」を重視する傾向はますます高まるばかりですし、統合・提携、会社分割、事業構造改革等の高度な経営判断も、ひとえに経営者のかじ取りいかんによるといえるでしょう。 こうした時代環境のもと、われわれ『財界』誌の役割はますます大きくなるものと考えております。個別企業の動向のみならず、21世紀の労使関係のあり方、税制、社会保障その他の大きなテーマについて、社会的影響力の大きい人物の本音インタビューを積極的にとり上げてまいります。 決して評論家的立場から論評するのではなく、当事者意識をもって言論活動を行ってまいります。読者の皆さまの企業評価の指針、財界世論の動向を探る一助となるべく、ますます尽力してまいる所存でございます。

「財界」主幹 村田 博文

概要

商号 株式会社 財界研究所
所在地 【本社】
〒107-0052 東京都港区赤坂3−2−12 赤坂ノアビル7階
資本金 3000万円
設立年月日 1953年8月4日
代表者 村田 博文
事業内容 ■雑誌「財界」発行 / 年24回発行(うち6回特大号) ■書籍発行 ■勉強会開催

創設者 三鬼陽之助

「財界」創設者 三鬼陽之助

弊社創立者、三鬼陽之助は法政大卒業後、ダイヤモンド社に入社。経済記者となり、「投資経済」編集長などを経て1953年、財界研究所を設立しました。雑誌「財界」を創刊し、戦後の経済復興に取り組む企業経営者を取り上げました。 (創刊と同時に三鬼が設定した『財界賞』は、現在も毎年選考が行われております。詳しくは財界賞のページをご覧ください) 日経連会長を務めた桜田武氏、経済同友会代表幹事や日本商工会議所会頭を務めた永野重雄氏ら4人を「財界四天王」と命名。著書は「東芝の悲劇」「日産の挑戦」など101冊に上り、「財界のご意見番」とも呼ばれました。 「経営トップは常に現場に立って」と説いた三鬼は、自らの会社評論・経済評論でも、この現場主義を貫き通しました。 経済記者は、まずトップによく会い、経営の現場をよく見ることが大事というのが持論であり、それを実践してきました。 どんな境遇にあっても、前向きに生きる、書き続ける--。 70歳で病に倒れた後も、リハビリに打ち込み、95歳の天寿を全うするその最期まで執筆活動を続けました。

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