2021-10-25

グラニフCEOが語る「“グラフィック”で人々の生活を豊かにしていきたい!」

村田昭彦・グラニフ代表取締役CEO

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原宿店を皮切りに店舗も大きく

 当社が持つこの強みをこれまでのTシャツを中心としたアパレル領域だけでなく、スニーカーやバッグなどのファッション雑貨、クッションカバーやランチョンマット、エプロンをはじめ、マグカップにキャニスター、ディッシュプレート&ボウルといった生活雑貨の非アパレル領域にも広げると共に、EC比率を現在の約27%から5年後には50%にまで高めていく計画です。

 この目標に向かい、出店戦略も変えていきます。これまでは50~70平方メートルを標準としていた店舗面積を150~200平方メートルに拡大し、今期はSCを中心に20店舗を出店する予定です。まずはリブランディング後の初の店舗として9月8日に東京都内最大規模の旗艦店として原宿店をオープンしました。

 私がグラニフに来て感じたのは「グラフィックの可能性は無限大」ということです。商品=キャンバスと捉えると、キャンバスになり得る商材は無限に広がっています。グラフィックで人々の生活を豊かにする――。この世界観を広げていきたいと思っています。

むらた・あきひこ
1967年東京都生まれ。90年明治大学商学部学部卒業後、オンワード樫山(当時)入社。2000年ネットプライス、01年カフェグローブ・ドット・コム取締役COOを経て、07年ベイクルーズ上席取締役。EC事業の担当役員としてEC事業の売上高を5年で5倍の300億円に引き上げた。18年9月オンワードホールディングス常務執行役員。20年9月から現職。

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