2022-02-23

〈国内では同社初〉JERAがウエストHDと太陽光発電の開発で提携

写真はイメージ

最強タッグが組めた!



「エネルギーの脱炭素化を加速させていくためにも、太陽光発電所の開発を進めていくべきだと思うし、今回のプロジェクト開発が実現すれば、当社は国内でも大規模な太陽光発電事業者となる見込み。2025年に向けて、再生可能エネルギーのグローバルリーダーを目指す」

 こう語るのは、東京電力と中部電力が折半出資するJERA執行役員事業開発本部副本部長の矢島聡氏。

 JERAがウエストホールディングスと国内における太陽光発電の開発で業務提携した。

 JERAの発電所跡地や新規開発拠点を活用し、約5年で合計100万㌔㍗以上の太陽光発電所を建設する。JERAは2025年に再生可能エネルギーの開発目標を500万㌔㍗としているが、今回のウエストHDとの提携により、更なる上積みも視野に入れる。

 ウエストHDはジャスダック上場会社。太陽光発電を中心に再エネの開発を行っている。同社の強みは、家庭用からメガソーラー(大規模太陽光発電所)まで、約6万5千カ所を超える開発実績があること。

ウエストHD取締役戦略本部長の荒木健二氏は「最強タッグが組めたと認識している。脱炭素化が求められる中、技術的に確立され、工期が短い太陽光発電は、短期的に再エネの導入量を拡大できる有力な選択肢として期待されている」と語る。

 

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