デスク「ダイオーズが初の社長交代だとか」

記者「ええ。社長の大久保真一氏（８１）が会長となり、長男で副社長の大久保洋氏（５５）が社長に昇格しました。創業者の大久保氏は１９６９年の創業以来、日本初のオフィスコーヒーサービス事業を開始し、一代で同社を東証一部上場（現・東証プライム）企業に押し上げました。大久保氏は『傘寿を越えた今、心身ともに充実感を味わえるうちに、後進に道を譲る頃合いだろうと考えるに至った』と話しています」

デスク「洋氏はどんな人？」

記者「洋氏は９１年のダイオーズ入社後、長く米国で勤務しており、今後、同社がグローバルでの成長を図る中で、海外経験の豊富な洋氏に白羽の矢が立った形です。近年はサービスの高付加価値化を推し進め、コロナ禍でも国内の売上高・利益（２０２２年３月期は）は過去最高を更新。今後は洋氏のもと、国内外で新たな需要掘り起こしを狙う考えです」