1月14日、本誌恒例の令和3年度「財界賞・経営者賞」の贈呈式が東京・丸の内のパレスホテル東京「梅の間」で行われた。年明けから新型コロナウイルスの「オミクロン株」による感染拡大が懸念され、当日は受賞者と選考委員の方々のみをお招きし、式典の模様をYouTubeによるオンライン配信で開いた。

『財界賞』は66回目、『経営者賞』は64回目。はじめに本誌主幹で財界研究所社長の村田博文が授賞理由を説明。「コロナ危機は経済的損失を与えましたが、同時に気づきも与えてくれました。企業経営の本質とは何かを考える契機となったはずです。危機は好転する兆しを与えてくれますが、今回の受賞者の方々はこれを実践しておられます。今後も私たちは、このような志ある企業人を掘り起こしていきたいと思います」と語った。

　贈呈式ではミス・インターナショナル2022日本代表の松尾綺子さんが受賞者全員にそれぞれ花束を贈った。

　昨年度の『財界賞』受賞者であるファーストリテイリング会長兼社長の柳井正氏が祝辞を述べ、今年度の受賞者の方々の功績をたたえると共に、さらなる活躍と合わせて日本経済の発展を祈願した。