2022-08-21

【『財界』創刊70周年】「道を拓く」経済リーダーと共に



後世につなぐもの

 日本になぜGAFA(グーグル、アップル、フェイスブック(現メタ)、アマゾン)が生まれないのかという問いかけがある。

 しかし、日本にも新しい企業は続々と誕生。京セラ創業者の稲盛和夫氏、日本電産会長の永守重信氏ら京都に本拠を置く企業家。ファーストリテイリング会長兼社長の柳井正氏、GMOインターネットグループ代表の熊谷正寿氏やサイバーエージェント社長の藤田晋氏は代表格。

 柳井氏の『ユニクロ』が世の中で存在感を増してきたのは1990年代の後半、日本がデフレに入った頃。『情報製造小売業( Digital Retail Company)』で一大成長。柳井氏は「出来ない理由を言うのではなく、こういう事ができると努力することが大事だと思います」と語る。

 危機の中から新しい経営思想やイノベーションが生まれる。日本企業及び経済リーダーの真価が問われるときである。

Pick up注目の記事

Related関連記事

Ranking人気記事