全国知事会で実績
─ 宮崎県の良さを国内外にどう発信していきますか。
河野 初めて宮崎県に赴任したのが2005年だったのですが、それまで宮崎というと、ゴルフやトライアスロンなどスポーツの魅力が溢れる地域だと思っていました。実際に赴任して、まさにその通りだなと。
しかも、初日の夕食で子供が宮崎牛を食べたいと言うものですから家族で食べに行ったら感動しました。野菜も美味しいし、家族全員がすぐに宮崎を大好きになりました(笑)。最初の週末にゴルフに行き、宮崎は天国だなと(笑)。
─ 今後はどのような県政を進めていく考えですか。
河野 私はこれまでも「対話と協働」というスタンスで、国や市町村、経済団体との連携体制を構築してきました。これは自分が大事にしている信条です。この信条を大事にしながら宮崎の成長軌道を戻していきたいと。
全国知事会でも、地方税財政常任委員会の委員長として物価高騰等に対応するため、交付金の更なる増額等を求めてきた結果、6000億円の新たな交付金の創設が決まりました。引き続き国と密接に連携を図りながら、宮崎の発展に向けた実績を積み重ねていきたいと考えています。